手造り農家のこだわりのワイン

ラエールト家は、シャンパーニュの中心都市エペルネより南へ5kmのシャヴォオ村に7ha(21,000坪)の小さな畑を所有。手造り農家だけにその年のブドウ品種の出来栄えを吟味して、各々のシャンパーニュの配合率を変えている。それだけに優れた個性が毎年楽しめる。今回のロゼは、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムーニエ70%の黒2品種のみで白のシャドルネは使われていない。そのうち、ノワールで赤ワインを造り、新樽で5ヶ月熟成。残りのムーニエとノワールでワインを仕込み、赤ワイン18%に対し82%を加えてロゼにした。それを約10ヶ月、瓶内第2次発酵させてこの鮮やかなピンクのシャンパーニュに仕上げている。いちごの芳香に力強い厚みのある酸味が展開。芳しいサクランボの風味が後味に心地よい。